クオンツ運用とは?

資産運用のひとつにクオンツ運用という手法があります。

これは「Quantitative(数量的)」という言葉から生まれたもので、複雑かつ高度な数学的な手法を用いて市場の動向を分析し、運用していく方法のことです。

株式投資などでは勘が重要と言われています。

市場の動向を見通す勘に優れた人ほどチャンスを逃さずに大きな利益を得ることができると。

確かにそういう面はありますが、同時に大きなリスクを背負うことになります。

初心者であればあるほど勘に頼りやすい傾向があり、不用意に投資を行って痛い目にあうというケースも。

クオンツ運用ではコンピューターを活用することで市場の変動をもたらす要素を数学的に計算、それによって銘柄を決定することによって確実で安定した収益を目指しています。

偶発的な理由によって変動することが多いようなイメージが強い相場。

しかし細かく分析していくことによって、相場の変動をもたらすいくつかの要因を見て取ることができます。

その要因や過去の変動幅や動向を組み合わせて計算していくことで、市場の動向や今後値上がりが期待できる業種や銘柄を予想することができるのです。

クオンツ運用では、通常市場の変動をもたらす10〜20程度の項目をピックアップし、解析を行うことによって投資対象を決めています。

その大半がコンピューターを活用した機械的な動作となっているのです。

ただし、まったく人間の考えが入り込む余地がないというわけではなく、コンピューターを設計した人物やピックアップする項目の選択の際に人間の意志が入り込んでくることになります。